インプット★極楽生活

「読む・見る・聞く」のインプット極楽生活。
その感想を片っ端から記録してみるblog。
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火花
又吉 直樹
文藝春秋

お笑い芸人二人。奇想の天才である一方で人間味溢れる神谷、彼を師と慕う後輩徳永。笑いの真髄について議論しながら、それぞれの道を歩んでいる。神谷は徳 永に「俺の伝記を書け」と命令した。彼らの人生はどう変転していくのか。人間存在の根本を見つめた真摯な筆致が感動を呼ぶ!「文學界」を史上初の大増刷に 導いた話題作。……引用元Amazon

そらもう話題になりまくった芥川賞作品。又吉さんの文章は読んだことがなかったのだが、正直もっと軽い文なんだと想像していた。なぜなら、今まで読んだ芸能人が書いたという小説マボロシの鳥KAGEROUがあまりにも拙いものだったからである。そこそこまとまってはいるものの、正直それだけ。特にKAGEROUはひどかった〜。
ちょっと話が逸れたが、つまり又吉さんの小説もまとまってはいるものの文章が拙くてアマチュアの書くライトノベルの域を出ないのではないかなと想像していたわけである。芥川賞作品の作風なんぞ知らん。
で、読んでみたわけだが。

すみませんでした。

いやあ、真っ当な文学好きなんですね。上記の作品とは文章のレベルが違った。アマチュアにありがちな情景描写の不足もなく、人物の内面を描く手法といい、ちゃんと文学してました。
ただ、扱っているネタが「主人公が奇天烈な言動をする先輩芸人を慕う」という話で、その先輩芸人がどうしても好きになれない。もうただのキレやすい関西弁の常識無し迷惑野郎である。ライトノベルならば「ちょっと変わった魅力のある先輩」程度の愛らしさを備えていそうな配置のキャラなのに、純文学って怖いな、本気で性格がアレな人間を登場させるんだな。
関西の警察24時系番組に出てくる関西弁で怒鳴り散らす迷惑な人種が大っ嫌いな筆者にとって、こういう人間は受け入れがたい。よって、この小説もこの先輩キャラを見るのが耐えられず早々にリタイアした。せっかくの芥川賞作品なのに最後まで……というかほとんど読めなかったのは残念だが、全く後悔していない(笑)
また別の又吉さんの作品を読んでみようと思う。

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