ブラッド・ピット主演×『ソーシャル・ネットワーク』のタッグで贈る。メジャーリーグの常識を覆した、これは、真実の物語。選手からフロントに転身し、若くしてメジャーリーグ球団アスレチックスのゼネラルマネージャーとなったビリー・ビーンは、自分のチームの試合も観なければ、腹が立てば人やモノに当たり散らす短気で風変わりな男。ある時、ビリーは、イエール大学経済学部卒のピーターと出会い、彼が主張するデータ重視の運営論に、貧乏球団が勝つための突破口を見出し、周囲の反対を押し切って、後に“マネーボール理論"と呼ばれる戦略を実践していく。当初は理論が活きずに周囲から馬鹿にされるが、ビリーの熱い信念と、挑戦することへの勇気が、誰も予想することの出来なかった奇跡を起こす!! ……引用元楽天
アカデミー賞にやたらとノミネートされたという実話がもとになっている映画。
特殊な運営論で貧乏どん底球団を優勝に導いた男の半生という、かなりドラマチックなものなので大変期待をしたが「ふんふん、なるほどなるほど」という感じで見ている方の気持ちはそこまで熱くならなかった。
これはアメリカというメジャーリーグに熱い思いを抱いている国民性とそれに付随した実話認識がベースにあってこそ楽しめる映画なんだと思う。あれだ、二刀流の大谷選手がメジャーで活躍しているというニュースだったら飽きもせず繰り返しワイドショーで見てキャッキャウフフできる日本人みたいなもんだ。実際のメジャーリーグに対する熱い気持ちと予備知識があれば、かなり感動できるんじゃないのかな。